【看護師が妊娠し退職した体験談】お金や産後復帰の不安を解消し後悔なし!

看護師が妊娠し退職した体験談。お金や産後復帰の不安はどう解決した?
  • 妊娠して、看護師してるけど体もきついし流産も心配。。。
  • 退職したら出産一時金ももらえない。後悔するかな。
  • 産後に赤ちゃんのお世話をしながら再就職できるのかな。

わたしも同じような経験をしています。

つわりの中、仕事も休めず同じように何日も悩み、誰にも相談できずにいました。

このときわたしは退職を選択しました。

この記事では、

  • 妊娠発覚後の報告の時期から退職までの流れ
  • 退職後するべきこと(お金編・再就職準備編)

を紹介しています。

参考:1歳子持ちママナースが病棟に転職し感じたメリット。子どもが小さいときの働き方

目次

妊娠した看護師。いつ報告?いつまで働く?

わたしが妊娠して退職を決めたのは、訪問看護師のときでした。

参考:訪問看護師の妊娠。継続する?退職する?

こちらの記事で退職を決めた理由を詳しく紹介しています。

妊娠が発覚してからすぐ報告

妊娠2ヶ月で発覚しました。

  • 妊娠したこと
  • 体調面の理由から仕事を続けられるか悩んでいること

すぐ(妊娠5週)に上司に伝えました。

参考:看護師の妊娠報告。師長へは何て言う?経験者が超具体的に紹介

参考:看護師の妊娠報告は5週でも早すぎない。流産経験者が理由を解説

幸い理解のある上司で、

仕事を続けるでも辞めるでも、つむぎさんの選択を応援するよ。

と言って下さいました。

数日後、家族と相談し、退職することを上司に報告。

家族と相談して、退職することにしました。
急なことで迷惑をかけてしまって本当にすみません。

このように伝えて、1ヶ月後(妊娠3ヶ月頃)の退職が決まりました。

その後すぐから食べづわりの症状がありました。

スタッフ人数が少なくて休むことができなかったのがとても辛かったです。

退職時期は1ヶ月後(妊娠9週)に決定

急なことだったので、上司と相談して最短でこの時期になりました。

退職が決まってすぐ、仕事の引き継ぎなどをはじめました。

最終日には菓子折りを持っていき、挨拶をして退職しました。

余談ですが、

妊娠中にロッカーの荷物を持ち帰るのがとても大変でした。。。

体調によっては、

  • つわりが重くならないうちに早目に持ち帰る
  • 辛い場合は家族に車を出してもらう

という対応も必要かもしれません。

看護師が妊娠して退職後にしたこと【お金のこと】

健康保険の加入

退職後の健康保険は、

  • 任意継続健康保険
  • 国民健康保険
  • 家族の健康保険の被扶養者になる

という選択肢があります。

わたしの場合は、夫の職場の被扶養者になるのが金銭面的にメリットが大きかったのでそうしました。

夫に職場で手続きをしてもらいました。

妊娠中は受診することが多いので、早めの手続きをおすすめします。

妊婦検診は保険適応外ですが、薬は保険が使えます。

わたしは妊娠中便秘薬をずっと処方してもらっていたので、保険証は必須でした。。。

確定申告

仕事をしていれば、職場が年末調整をしてくれます。

しかし、退職すると自分で確定申告をしなければなりません。

国税庁のホームページによると

毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた全ての所得の金額とそれに対する所得税等の額を計算し、申告期限までに確定申告書を提出して、源泉徴収された税金や予定納税で納めた税金などとの過不足を精算する手続です。

ざっくり言うと、

1年の所得を計算して、税金をきちんと納めよう!
税金が過払いだったら、返してもらえるよ!

翻訳:夫

というしくみのようです。笑

確定申告の方法
  • 直接税務署に持っていき提出する
  • インターネットでの申告(e-Tax)
  • 郵便または信書便での郵送
  • 税務署に設置される時間外収集箱への投函

    提出期限:毎年2月中旬〜3月中旬

わたしは、国税庁ホームページのフォーマットを利用し郵送しました

医療控除などもあり、1万円程戻ってきました

慣れずに1日がかりの作業で少々大変でしたが、やってよかったです!

失業保険延長手続き

近所のハローワークをホームページで調べて、手続きに行きました。

申請は出産後でも間に合いますが、子どもを連れては大変かな、、、と思い妊娠中に済ませました。

  • 持っていった書類を確認する
  • 延長明けの失業保険を受け取るときの説明を受ける

など30分位で終わりました。

受給期間延長の手続きに必要な書類 東京労働局HPより

(1)受給期間延長申請書
(ハローワークで交付もしくは、郵送により送付することも可能です。)
(2)離職票―2 

(離職票―1は受給期間延長の手続きには不要ですので、提出しないでください)
(3)雇用保険受給資格者証
(4)延長理由を証明する書類

⑴はハローワークで延長申請のときに受け取ります。

⑵⑶は、退職時に職場から受け取ります。

⑷は、母子手帳を持っていきます。

延長申請は、妊娠が理由の場合は離職日の翌日から最長4年までの受給期間内まで可能です。

単発バイトに登録

紹介しておいてなんですが、

流産2回経験した身からすると、妊娠中にはいくら単発バイトでも
看護師として働くことは正直おすすめできません

ごめんなさい、、

でも、どうしても金銭的に厳しいという場合に備えて民間サイトから登録のみしました。

妊娠中に正社員や非常勤で雇ってもらうのは厳しいのが現状なので、、、

登録は、ネットで申し込み、その後近くの事業所へ面談・本登録に行きました。

面談は希望の働き方の確認や会社概要の説明など。
1時間程で終わり、勧誘などもありませんでした

  • デイサービス
  • 健診
  • クリニック

これらは体の負担が少なく、半日勤務もあります。

妊娠中だけでなく、出産後に落ち着いてからでも入りやすいかなと思います。

実際、出産後に単発バイトでデイサービスを経験しましたが、身体的負担も少なかったです。

夫婦で家計の話し合い

もともと正社員で働き続けて、産休手当、育休手当を受け取る予定でした。

しかし、やむを得ず退職して手当が受け取れなくなり、

お金がピンチ!!!

これをきっかけに、夫とお金について話し合うように。

今はYouTubeで家計や経済について易しく説明しているチャンネルが多く、

夫婦で家事しながらかけ流して勉強していました。

  • お互いの資産・支出の現状把握
  • 固定費の削減
  • ライフプランの設計
  • つみたてNISAで資産運用を開始

これらについて話し合いました。

詳しくはこちらに書いています。

参考:妊娠して退職はもったいない?「お金がない」に夫婦で徹底的に向き合った方法

今でもよく参考にさせてもらっているのは、「お金の大学」の両学長さんです。

書籍も出されているので、気になる人はチェックしてみましょう。

看護師が妊娠して退職。せずに後悔したこと【再就職の準備】

転職・職場復帰の準備は、出産後でも可能です。

しかし、出産前の今のうちに、転職・再就職の準備をすることを強くおすすめします!!

わたしは妊娠中、再就職に関しては何も準備せず
産後大変な目に合いました。。。(自業自得です)

具体的には

  • 転職活動中の電話で、赤子が号泣
  • 病院を調べるためスマホを開くと赤子がかじりにくる
  • 保育園見学は赤子が号泣して途中退席

などなど…笑

こうならないように、以下のことを妊娠中に済ませるようにしましょう。

再就職の情報収集

情報収集の方法はさまざまです。

情報収集の方法
  • 公的なナースセンターやハローワーク
  • 民間の転職サイト
  • 看護師の戦友の意見を聞く

ちまたで「看護師 転職」と検索すると、どうしても民間の転職サイトがたくさんヒットしてしまいます。

民間の転職サイトもいいサイト・いい人に当たればいいと思うのです。

でも、個人的おすすめは公的なハローワークや看護師の戦友の意見を聞くこと。

報酬にとらわれず、中立的な立場で意見してくれる人の話を聞くことが大切です!!

民間のサイトも良いところもあるので、

公的機関や戦友と併用するのが最強!

がわたしの結論です。

派遣看護師に登録して単発バイトの準備

上記で妊娠中の看護師単発バイトの登録をおすすめしていました。

これは出産後の就職活動においても、とても役に立ちます!!

出産後、子どもの保育園が見つからなかったり、条件の合う求人がない場合、

非常勤や常勤の仕事がどうしてもできない…

という可能性もあります。

そのような時は、一時的に派遣看護師として単発で働くことでカバーできます。

出産後に単発バイトで働くメリット
  • 保育園が決まらなくても働ける
    (家族の休みの日のみ、一時保育を利用する、など)
  • 医療処置がなくブランクありでも安心な単発バイトもある
  • 単発なので人間関係に悩みにくい
  • 比較的時給が高い
出産後に単発バイトで働くデメリット
  • 一度勤務が決定すると、急な休みは基本NG
  • 派遣先の人手が足りなくて重労働のことも
  • 場合によってはほぼ放置状態のことも、、笑

正直、派遣先によって当たり外れはあります。

でも、時間の融通がききやすく、一日だけなら!というモチベーションでいられるのは大きなメリット。

妊娠中に派遣サイトに登録して、求人を見るだけでも参考になります。

保育園探し

わたしは産後に、以下のステップで保育園探しをしました。

何度でも同じことを言いますが、、、(自分への戒め)

妊娠中にできることはやっておいて、産後の負担を少しでも減らしましょう。

STEP
支援センターで周りのママに保育園事情を聞く

わたしは出産後からですが、よく子どもを連れ出して聞いていました。

実際に保育園に通わせているママの意見はとっても参考になりました。

まだ子どもが生まれていないのに行きにくいな…

という場合は、妊婦さんでも参加できるイベントをしている場合もあります。

また、周りのママに話しかけづらくても、運営スタッフさんは快く相談を聞いてくれます。

近くの支援センターをチェックしてみましょう。

STEP
区役所で保育園の相談

「仕事をしたくて、保育園について知りたいです」と伝えました。

  • 近くの保育園
  • 空き状況
  • 具体的な申し込み方法

について教えてもらいました。

復帰の時期について具体的には決めていませんでしたが、それでも問題ありませんでした。

STEP
気になった保育園の見学

多くの地域では、10月〜11月頃に一斉に保育園申し込みが行われます。

それに合わせて、夏頃に見学会が行われることが多いです。

保育園のホームページでチェックしてみましょう。

暑い中、赤子をつれての保育園見学は本当に大変でした、、、

復帰するしないがはっきりしない状態でも見学は大丈夫です。
妊娠中に見学しているプレママさんもたくさんいました。

気になる保育園だけでも妊娠中に見学しておくことを強くおすすめします!!

看護師が妊娠で退職。お金や再就職について考えるきっかけになった。

以上、わたしの経験をもとに

妊娠して退職したらどうすればいいのか

をお伝えしました。

出産手当、育休手当がもらえないのは金銭的に辛く、当時はわたしもとても悩みました。

しかし、突然の退職で悩んだからこそ

夫と将来のお金について向き合い、行動したこと

産休・育休手当でもらう値段以上の価値があったと今は思います。

妊娠中の体調も考慮しながら、無理ない範囲で

  • 再就職のこと
  • お金のこと

に向き合えるといいですね。

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