1歳子持ちママナースが病棟に転職し感じたメリット。子供が小さいときの働き方

子どもが小さいママナースが、病棟に転職した体験談。

子どもが小さいときの看護師の仕事復帰は、心配事ばかりですよね。

  • 子どもの熱での急な休みを理解してもらえるかな…
  • 残業ばかりでお迎えに間に合わなかったら
  • ブランク後の看護師としての知識や技術は大丈夫かな…
  • 子連れ転職を成功させるコツはあるかな
つむぎ

わたしは子どもが1歳総合病院に非常勤として転職・復帰した経験があります。

両実家とも遠方で、頼れるのは夫のみ。

復帰前はどのような職場に就職するかとても悩みました。

しかし、

病棟に復帰してママナースにとても適した環境だと感じました。

わたしの経験をもとに、

病棟勤務が小さな子どもをもつママ看護師におすすめの理由

を紹介します。

こんな人に読んでほしい
  • 妊娠を期に退職したor育休中で復帰が不安
  • 病棟以外で働く方がいいんじゃない?…と思っている
  • ブランクがあり、手技や知識に不安がある
  • 子育てしながら病棟勤務のイメージがつかない

また、子どもが小さいうちの転職は情報収集が命です!!!

  • 実際に働くママナースからの情報
  • 看護のお仕事といった転職サイトでのプロの情報
    (非常勤の求人もあるのでママナースにもありがたいです)

これらを駆使してママナースに働きやすい職場を見つけましょう。

目次

病棟勤務が小さな子どもをもつママ看護師におすすめの理由

ブランクがあり看護知識・技術面が不安でも安心

復帰後不安なことの一つに、ブランク後の看護技術・知識がありますよね

それらを解消するのに、総合病院は以下の点からおすすめです。

総合病院はブランクのあるナースにも安心
  • 教育制度が整っている
  • 採血練習用の腕の模型が借りられる
  • 研修や勉強会に参加ができる
  • eラーニングの導入で、自宅でも勉強できる
  • フォローの先輩がたくさんいる

就職活動の面接のときに、久しぶりの採血が不安なことを面接で相談しました。

「必要なら練習用の模型使えますよ!」

と言ってもらい、安心しました。

実際には模型は使わずにすみましたが…笑

既卒で経験もそれなりにありましたが、ブランク後は心配でした…
不安を伝えたら、慣れるまで手厚くフォローしてくれました。

スタッフ人数の少ないクリニックや施設だと、即戦力が求められるので難しいと思います…
病棟だからこその安心感でした。

また、ネット環境さえあれば自宅でこどもの寝かしつけのあとに勉強もできるので知識面も助かります。

職員の人数が多く、急な休みもカバーし合える

復帰後、子どもは必ずと言っていいほど頻回に熱を出します。

子どものそばにいてあげたい…
でも職場に迷惑をかけるのでは…

ママナースなら誰しも感じたことのある悩みだと思います。

しかし病棟は、看護師の人数が他の職場にくらべて比較的安定しています。

理由としては

  • 病棟内が人手不足でも、他病棟からの応援が可能
  • ママナース以外の働き手も多い

ことがあります。

総合病院は、忙しくて急なお休みなんてとりにくいのでは…

というイメージがありますが、他の職場よりも断然おやすみしやすい環境です。

わたしは2カ所の総合病院を勤務した経験があります。

どちらの病院も、お休みが重なりスタッフ人数が少なくなると、他の病棟から応援が来てくれました。

ケアや末梢確保などフリー業務をしてくれます。

クリニックや施設、デイサービス、訪問看護はママナースに優しいと言われますが…

子どもが小さいうちの、熱をよく出す時期にかぎっては必ずしもそうではありません。

スタッフの人数が少なく、お休みするのに気を遣うためです。。。

子どもの熱のとき仕事はどうしよう…

とお悩みの方は「子どもの熱で仕事を休みすぎてクビに?!」の記事も参考にしてみて下さい。

平日休みが取得しやすい

子どもが生まれると、平日検診や受診に行ったり、その他役所での手続きの必要も出てきます。

平日お休みをとって、子どもと一緒にすいているときに動物園におでかけが出来るのも嬉しいポイントです。

専門職種が多くキャリアアップに最適

総合病院にはさまざまな職種のスタッフが在籍しています。

そして各種専門のスタッフにより、勉強会が定期的に開催されます。

新しい知識を学んだり、キャリアアップしやすい環境にあります

時短やパートだと、時間外での参加が難しい…
どうすればいいの?

わたしの場合ですが、

  • 参加者に声をかけて資料を余分にもらう
    (orコピーさせてもらう)
  • ベッドサイドで直接相談してみる

などの方法で時間の限られた中で少しでも知識を増やせるよう意識しています

特におすすめなのはベッドサイドで直接相談することです。

わたし自身がパート勤務でなかなか勉強会には参加できないのですが…

疑問があればリハビリの合間に声をかけて相談しています

例えば、リハビリ中に

「この患者さん、飲み込みが悪くて悩んでいます…」

とベッドサイドで聞くと、

「この患者さんは、○○の病気の影響で首が固いね。
こんなリハビリをするといいよ。
スプーンの種類は……続」

といった具合に質問の何倍もの回答を教えて下さいます

専門知識を現場(病棟)で得る

患者さんへ看護として還元

というサイクルが病棟では回っているので、非常にやりがいを感じています。

保育園を併設している

多くの総合病院では、保育園を併設しています。

希望があれば病院見学と同時に併設する保育施設の見学ができることもあります。

病院見学の申し込みをしたときと、面接のとき
「併設の保育園の見学はされますか」と聞かれました。

すでに保育園が決まっていたので見学はしませんでしたが、気になるときはあらかじめ見学可能か担当者に確認してみましょう。

娘は併設の保育園には通っていないのですが、

実際にお子さんが病院併設の保育園に通っている同僚採用担当者の話を聞き

わたしの感じたメリット、デメリットは以下のとおりです。

・保活激戦区でも空いていることが多い
「求職中」の一番下の保活ランクでも入りやすい
夜間の預かりや、病児保育をしている施設もある
 (ただし曜日がきまっている)
・病院近くにあり、送り迎えがしやすく多少の残業でも延長保育になりにくい
・病院近くにあれば、仕事の休憩時間を使って授乳に行ける

・保育園から自宅までは遠いと、子どもを連れての移動が大変
・ママナースが増えた影響で空きがない場合もある
・早く勤務が終わったのを発見され、早めのお迎えを依頼される場合もある

病院や保育園により違いはあると思いますが、比較的入りやすいようです。

しかし、最近は病棟で働くママナースが増えた影響で病院併設の保育施設も空きがない場合もあります。

つむぎ

私は復帰の就職活動のとき3カ所の総合病院を見学しました。

うち1つは保育施設の空きがないということでした。

気になる総合病院の併設保育施設は空きがあるかどうかのチェックを事前にしておくことをおすすめします。

職員の人数が多く、休み希望が通りやすい

あまり知られていませんが、病棟以外の勤務先だとこのような問題があります。

・クリニックや訪問看護、介護施設などは一施設あたりの看護師の人数が少なめ
・これらの勤務先では比較的子育て世代が多い

連休では希望が被りがちでなかなか思うように休み希望ができない

反対に、総合病院は子育て中の人や独身の人、などライフスタイルもさまざまです。

  • 子育て中の人は家族の休みと合わせるために連休にお休み希望
  • 独身の人は連休中や夜勤でがっつり働いて旅費の安い平日に休み希望

など希望が分かれることが多くあります。

そのため病棟は休み希望は比較的通りやすいです。

福利厚生が充実している

  • 家賃補助
  • 医療費の補助
  • 保育施設
  • 学会や研修の補助
  • 飲食店やホテルの補助

このようなものがあります。

常勤、非常勤で多少の差はあるものの、母体の小さな職場に比べると充実しています。

特にありがたいのは子の看護休暇の制度です。

ママナースの多い職場で、実際に周りの取得実績もあるので利用しやすいです。

こどもが頻回に熱を出して休むことがあっても助かっています。

わたしの勤務する病院では、一日あたりいつもの半分の給料が支給されます。

小さな施設やクリニックでも、場合によっては大きなグループに所属していることもあります。

そのような場合は充実したの福利厚生が受けられる場合もあるので、確認してみましょう。

産休育休がとりやすい

一定の資格さえあれば、制度上は必ず取る事ができます。

しかし、

クリニック・デイサービスなど母体の規模が小さい場合、

職員数が少なく退職となる場合が多いようです…

もちろん妊娠による解雇は許されないことなのですが、現状は周りの視線などもあり難しい…

また、訪問看護も体調面の不安から退職を選択する場合があります。
私の実体験

妊娠、出産を考えている場合は病棟で働くことをお勧めします。


小さい子どもを持つママ看護師が転職を成功させるコツ

早めに看護師転職について情報収集しておく

わたし自身は出産後から転職活動を開始しました。

しかし、はじめてから

もっと早めに始めておけばよかったと心から後悔しました。

  • 小さい子ども連れの転職活動は、電話1本さえ超困難
  • 保育園の空き状況も考慮する必要がある

以上の理由からです。

可能であれば妊娠中から、

出産後であれば動き回らない乳児のうちに…

就職時期が決まっていなくても大丈夫です。
とにかく早めに行動するが吉です。

常勤・非常勤問わず幅広い選択肢を考えておく

わたしは、産後も正社員で働くつもりで転職活動をしていました。

しかし、転職活動をして感じたのは

子どもが小さいうちの看護師の正社員転職は、想像以上にハードルが高い

ということです。

自分の固定概念にとらわれず、
複数の転職サイトから幅広い選択肢を知ることで
自分に合った働き方を見つけやすくなります。

おすすめの転職サイト

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さっそく登録&情報収集をはじめて、自分に合った職場を探してみて下さい。

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自分に合った職場を探せば、子どもが小さくても看護師は続けられる

わたしの実体験をもとに、

ブランクがあり、子どもが小さいときの転職は病棟勤務がおすすめの理由

をお伝えしました。

わたし自身が子連れで転職活動するときに本当に悩みました。

だからこそ、どうか皆様の参考になれば幸いです。

転職はリスクを伴いますが、転職活動はノーリスクでできます。

ぜひわたしのような後悔のないよう、早めに始めてほしいです。

ママナースとして育児もお仕事も充実できるよう願っています。

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